1975年8月、株式会社紀文食品と儀間本店（現ジーマ株式会社）の合弁会社として、海洋食品株式会社が設立されました。
創業当初は、県内唯一竹輪の生産ラインの機械を設備していましたが、沖縄で竹輪の食文化があまりなく農連市場や夜の社交街へ出向きサンプリングして広めていった商品が「竹小町」です。
その後、1975年9月にチルド餃子の生産開始、「竹小町」に次ぐヒット商品「ごぼうちらし」「ごぼうづくし」が発売されました。

消費者の皆様にお届けする商品は、皆様の健康を守るため、安全が確保された食品でなければ流通は許されません。
海洋食品の工場では、安全安心食品の供給を第一に考え、制度化されたHACCPに基づく手法をいち早く取り入れ、原料、設備、製造環境を日々確認することで衛生的で安全な製造工程を作り上げています。その中で私たちの沖縄固有の食文化を継承し、新たな食文化の創造を目指し、安全安心食品の供給を日々進めております。

冷蔵、冷凍倉庫ではHACCPに基づいた温度、日付管理を行っております。
デジタル化による自動ピッキングを導入しており効率の良い業務が可能となっております。

From Farm To Table（農場からテーブルまで）お客様の食卓に商品をお届けするまでに、私たちは様々な品質について考え取り組んでいます。原材料の品質、各製造工程での品質、管理基準などの検査の品質、そしてお客様までお届けするサービスの品質、これら一つ一つの品質にこだわり、ISO9001、ISO9001-HACCPというマネージメントシステムを通して改善することで、安全・安心食品としてお客様に満足いただける商品づくりを進めております。

・SUS製高速ブレンダー
・連続発泡ピンミキサー
・2連式自動生竹輪製造ライン
・ベルト式連続蒸し機ライン
・包装機（真空2・ピロー3・ストレッチ2）
・原料裁断機
・各種成型機
・パドル式フライヤーライン
・ベルト式連続茹で槽

沖縄では年間を通しご先祖様を敬う行事がたくさんあります。
その中でも欠かせない商品が重箱の具材として食される「沖縄かまぼこ」です。
「赤かまぼこ・カステラかまぼこ・白かまぼこ」の三種類あり、カステラかまぼこは重箱以外でもチャンプルーの具材、いなむどぅち汁の具材として使用されており世代を超え沖縄県民に愛される商品として食文化を支え続けています。

沖縄は島国です。県内では製造工場が限られており生活必需品の7割近くが海を渡って届けられます。
1984年から、チルド物流を構築し本土の各メーカー様のご協力をいただきチルド商品の仕入販売を本格的にスタートしました。
今では、仕入メーカーも100社を超え本土に負けない売り場作りの提案、商品提案をし、沖縄県民の皆様が売り場を見て季節を感じていただけるチルド製品の売り場作りを心掛けています。
環境が変化していく中、県内取引先の方々と一緒に新たな新商品の発掘をして沖縄県の食文化を守りながら商品の提案をしていきます。